アフリカの現地の人々は古来よりバオバブの木とともに生きてきました。大きく育った木は「精霊の宿る木」として崇められ、日差しや雨風から人々を守りました。人々はその実を食料とし、樹皮は薬やロープとして活用してきました。そして、種子からは油を採ります。現地の人々にとって、バオバブの木はまさに「生命の木」であり、生活そのものといえます。
バオバブオイルは、アフリカ全土に自生する「生命の木」と言われる「バオバブの木」実の種の中心部からごくわずかに採れる黄金色のオイルのことです。
当店のバオバブオイルは主に東アフリカ・マラウイ共和国の樹木・バオバブの種子から抽出されたオイルです。(その他にもオーガニック認証を持つジンバブエ産も使用しています)
バオバブオイルに多く含まれている成分は、エイジングケアとして人気の高いビタミンE(トコフェロール)を100g中 93.3mg(食品分析センター検査結果)含んでおり、この数値はビタミンEが豊富で酸化しにくいと言われているアルガンオイルの約2倍、オリーブオイルの約10倍以上と豊富です。
また、抗酸化作用、保湿効果があると言われているパルミチン酸を23%、リノール酸を27.3%と、多く含んでいます。
オイルなのにべたつかず、冬場の乾燥時の乾燥肌・敏感肌・パサついた髪のお手入れにもおすすめです。
■ ビタミンE(トコフェロール)含有量(100Gあたり)
※ビタミンE(トコフェロール)とは、脂質の抗酸化作用により、肌の老化や肌荒れの原因となる活性酸素・フリーラジカルに働きかけ、過酸化脂質の発生を防ぐと言われています。発毛促進剤にも利用されています。
■ バルミチン酸 含有量(100gあたり)
※パルミチン酸とは、飽和脂肪酸の中で、パルミチン酸は抗酸化作用があり、ビタミンAを安定させて、しわを抑える、過剰な皮脂の分泌を抑えると言われ、ニキビが気になる方に嬉しい成分です。
皮膚の末梢血管を拡張して血液循環を促進する働きや、皮膚の角化を促進する働きを持ち、『肌荒れ防止効果、老化防止効果、くすみを防ぐ効果』などを発揮すると言われています。
バオバブはアフリカのサバンナ地帯に多く自生する世界でも最も大きな木の一つです。その高さは約30mで直径は約10mもになるといわれています。バオバブの木は、乾燥するサバンナで生き残るために1年のほとんどの期間、葉をつけず水分を幹や根に蓄えています。年に1度、雨季のほんの短い期間のみ葉を伸ばし実をつけます。
当店のバオバブオイルの産地マラウイ共和国は、アフリカ大陸南東部にある内陸の農業国です。マラウイという名は、マラウイの公用語・チェワ語で「光、炎」などを意味する言葉です。マラウイ湖が有名で、「湖のガラパゴス」の異名をとる固有種の多さと進化の多彩さで知られています。マラウイ湖にある島には、バオバブの木がたくさんあります。
当店のバオバブオイルは、マラウイに自生しているバオバブの木から搾油・精製された100%天然オイルです。
バオバブオイルの口コミを一部紹介いたします。
香り
テクスチャー
浸透力
効果
使い心地
仕上がり
バオバブの需要は近年、急速に拡大しています。マラウイでも、バオバブ種子の価格は高騰し、バオバブの実が無計画に搾取されています。
バオバブの木という資源を、バオバブ自生地域の住民と協力して守り、住民の安定的な収入を継続して得られるようにする必要があります。
ぴりかのんのでは、バオバブオイルの売上の一部を、バオバブ保護のための研修実施補助、植林活動等に役立てています。
基金には、ご賛同いただける方々からの寄付も募っております。
写真提供 バオバブサンライズ